□南風見田(はえみだ)の浜
西表島の東南に位置し、舗装された県道の最終地点のビーチです。真っ白な砂浜が2km以上続き、天気の良い日には、南に波照間島を見ることができます。ゆっくりと一日ビーチで過ごすには最適な穴場スポットです。
□仲間川
島の東部を流れる、西表島で2番目に長い川です。川の中流に群生するヤエヤマヤシは、国の天然記念物に指定されています。河口流域にはマングローブ林があり、仲間川天然保護地区域に指定されています。西表東部地区の観光名所の一つです。ジャングルのど真ん中にいるような気分になれます。
□由布島
周囲2.15km、海抜1.5mの小さな島です。西表島から水牛車に乗り、海を渡って入ります。水牛車の運転手の中には三線を引く方もいますので島唄を楽しむこともできます。島全体が熱帯植物園として整備されています。水牛車に揺られ、ゆったりとした時間の流れを感じることができます。
□後良川
西表島東部の古見集落北側にある川です。後良橋の上から、マングローブの森を形成する後良川の雄大な流れを眺めることができます。後良橋近くには駐車場や吾妻屋があるので、車を止めてゆっくりと川を眺めるのも良いでしょう。
□大見謝ロードパーク
展望台があり、鳩間島を見ることができます。近くの大見謝川にもすぐ行くことができます。大見謝川は西表島の道路沿いにある川では珍しく清流で、小さな滝もあり、小魚や蝦をみることもできます。水遊びするには最適な場所です。
□ピナイサーラの滝
沖縄県で最大の、落差45mの滝です。滝までは潮の干満にあわせてカヌーや徒歩で行くことができます。滝の上からは西表島の森、マングローブ林、海などが一望できます。ピナイサーラとは「ひげのような」という意味で、船浦海中道路からまさに「ひげのような」滝の姿を見ることができます。
□星砂の浜
西表島の西部にある星砂がある砂浜です。遠浅で岩場も多く、シュノーケリングでの海中散策がとても楽しい砂浜です。またシュノーケリングをしなくても、潮の引いている時には水の上からでも熱帯魚を見ることができます。
□月が浜
砂浜の形が曲線になっていて、三日月のような形をしています。その姿から「月が浜」と呼ばれています。湾の奥にあるために、波も穏やかで、夕日を眺めるには最高の砂浜です。もともとはトゥドゥマリの浜と呼ばれていました。
□浦内川
西表島西部にある全長約18km、支流を含めると全長約39kmの沖縄県最大の川です。川の両岸はマングロープ林に覆われ、亜熱帯の植物の宝庫です。浦内川の遊覧船の船着き場から、マリユドゥの滝・カンピレーの滝まで遊歩道があり、西表島の観光の目玉です。
□マリュドゥの滝
浦内川の上流にあり、「日本の滝100選」に選ばれている滝です。浦内川遊覧船の上流の船着き場から徒歩約40分で行くことができます。滝の幅は約20m、落差16mの滝が3段に流れ落ち、水量が多く迫力のある滝です。滝の下に丸い滝壺があり、丸い淀み(マリュドゥ)が滝の名前の由来です。展望台からの滝の眺めがお勧めです。
□カンピレーの滝
マリユドゥの滝の上流約250m先にある滝です。200mに渡って、急流のような滝が続きます。滝の周辺にはポットホールと呼ばれる穴がいくつもあります。ポットホールは窪みに石がはいり、急流によって岩盤が徐々に削り取られて出来ます。カンピレーの滝の名前の由来は「神の座」または「神々の交際」からくると言われています。
□子午線
西部地区の祖内と白浜には「東経123度45分6.789秒」の子午線が通っています。子午線が通っていることを記念して、ふれあい館やモニュメントがつくられました。入場無料の館内には、西表島の動植物のパネルや祭り等の民具が展示されています。夜間には約1時間、モニュメントから緑色のレーザー光線が夜空に放射されます。
□イダの浜
西部地区の船浮にある砂浜です。船浮の集落から歩いて15分程度行くことができます。湾の中にある砂浜なので、穏やかで静かな砂浜です。訪れる人も多くないので、ゆったりと砂浜で海水浴やシュノーケリングを楽しむには最適な砂浜です。
□西表野生生物保護センター
後良川の近くにあり、イリオモテヤマネコなどの保護活動の拠点施設です。展示部門は無料で閲覧可能で、館内にはさまざまな動物の剥製が展示されています。動物好きな方は、寄ってみてみてはいかがでしょう。